「転職エージェントって、どこを選べばいいの?」
「登録したら、しつこく転職を勧められそうで怖い…」
転職活動を始めようと思った時、最初につまずくのがここだと思う。
私も同じだった。
検索すると転職エージェントがずらっと出てきて、どこも同じに見えるんだよね。
結論から言うと、私は3社のエージェントに登録して転職活動をしたの。
そのうち1社は、担当さんとの相性が合わなくて活動が全然進まなかった。
でも別の会社の担当さんに出会えたおかげで、希望に合う職場から内定をもらえたよ。
この経験から分かったのは、エージェント選びと使い方で、転職活動の質はまったく変わるということ。
この記事を読むと、分かるのはこんなこと。
- 転職エージェントが無料で使える仕組み
- 転職サイトとエージェントの違い
- 看護師向けエージェントの選び方3つ
- 担当さんに動いてもらう使い方のコツ
- 複数登録が正解だと言える理由
「そもそも転職するか決めてない」という人は、先にこっちの記事から読んでみてね。
転職しなくても、転職活動で得られたものが5つあったよ
転職エージェントが無料で使える仕組み
まず、「無料って怪しくない?」という疑問について。
転職エージェントは、看護師を採用した病院や施設から紹介手数料を受け取る仕組みで運営されてるの。
だから私たち看護師側は、登録から内定まで一切お金がかからない。
求人紹介、履歴書の添削、面接の日程調整、条件の確認まで全部無料だよ。
その前提で知っておいてほしいことが2つ。
①手数料を払える職場しか、エージェントには求人を出せない
採用にお金をかけられる、体力のある病院・施設が集まりやすいってこと。
「とにかく安く人を集めたい」という職場は、エージェント経由では採用しにくいんだよね。
②エージェントには「転職させたい」動機がある
転職が成立して初めて報酬が入る仕組みだから、エージェント側には転職を勧めたい気持ちがあるのも事実。
だからこそ、希望をくみ取ってくれる担当さんを見極めることが大事になってくるの。
この見極め方は、後半でくわしく書くね。
転職サイトとエージェントの違い
よく混同されがちだけど、この2つは別物だよ。
転職サイトは、求人がずらっと並んでいて、自分で探して自分で応募するもの。
転職エージェントは、担当さんが付いて、求人の紹介から内定まで伴走してくれるもの。
違いを表にするとこんな感じ。
| 転職サイト | 転職エージェント | |
|---|---|---|
| 求人探し | 自分で検索 | 希望に合わせて紹介 |
| 職場の内部情報 | 求人票の範囲だけ | 雰囲気や体制も教えてもらえることがある |
| 履歴書・面接対策 | 自分で準備 | 添削・アドバイスあり |
| 日程調整・条件確認 | 自分で連絡 | 間に入ってもらえる |
働きながら、子育てしながらの転職活動なら、私はエージェント一択だと思ってる。
仕事や家事の合間に、求人を何十件も見比べて、病院に電話して日程調整して…って、現実的に無理じゃない?
私の場合、面接の日程調整も条件の確認も全部担当さんがやってくれたから、私は「働きながら考えること」に集中できたよ。
看護師転職エージェントの選び方3つ
ここから選び方の話なんだけど、先に知っておいたほうがいいことがあるの。
エージェント選びには、実は2つの視点があるんだよね。
- 会社選び:どの会社に登録するか(求人の量と、情報の蓄積で差がつく)
- 担当者選び:どの担当さんと進めるか(相性と、対応の質で差がつく)
いい会社を選んでも、担当さんと合わないことはある。
この2つを分けて考えるのが、エージェント選びで失敗しないコツだよ。
①②が会社選び、③が担当者選びの話ね。
① 看護師専門の大手を選ぶ
転職エージェントは世の中に山ほどあるんだけど、看護師なら看護師専門のエージェントを選ぶのが基本だよ。
総合型のエージェントだと、看護師求人の数も、病院や施設とのつながりも弱いことが多いの。
看護師専門なら、訪問看護・クリニック・施設みたいな「病棟以外の働き方」の求人も揃ってるし、担当さんが看護業界の事情を分かってるから話が早い。
あと運営歴が長い大手を選ぶこと。
これには理由が2つあるの。
1つ目は、生き残ってきた実績。
人材紹介の会社って、少ない元手で始められる分、新しい会社が次々に生まれて、同じくらい次々に廃業していると言われてる。
その中で長く続いている大手は、看護師さんと職場の両方から選ばれ続けてきたということ。
聞いたことのない小さなエージェントの中には、強引に転職を勧めるところもあると言われてるから、最初は大手から始めるのが安心だよ。
2つ目は、紹介実績の蓄積。
長くやっている大手は、同じ病院・施設に何人も紹介してきた積み重ねがあるの。
だから、
- 「この病院の面接はこういう形式で、こんな質問がよく出ますよ」
- 「前にここへ入った方は、こういう理由で退職されています」
みたいな、求人票には絶対に載らない情報を教えてもらえることがあるんだよね。
面接対策としても、入ってからのミスマッチを防ぐ意味でも、この蓄積は本当に大きいよ。
② 2〜3社に登録して比べる
ここがこの記事で一番伝えたいこと。
エージェントは1社に絞らず、2〜3社に登録して比べて。
理由は2つ!
- エージェントごとに持っている求人が違うから
- 担当さんとの相性は、会ってみないと分からないから
同じ地域で探しても、A社にはあってB社にはない求人って普通にあるんだよね。
そして相性の問題。
これは後で私の体験を書くけど、どのエージェントに当たるかより、どの担当さんに当たるかの方が転職活動への影響は大きかった。
複数登録しておけば、「この担当さん、なんか合わないな」と思った時に、比較対象がいるからすぐ気づける。
③ 担当さんは、紹介される求人と対応の質で見極める
いい担当さんかどうかは、最初に紹介される求人を見れば分かることも多いよ。
私の経験だと、見極めポイントはここ。
- こちらの希望条件に合った求人を、絞って紹介してくれるか
- 希望と違う求人を勧める時に、理由を説明してくれるか
- 「なぜこの働き方をしたいのか」まで聞いてくれるか
- 質問へのレスポンスが早いか
- 急かさないけど、こちらが止まってると進捗をまめに気にかけてくれるか
逆に、希望を伝えたのに条件とズレた求人ばかり大量に送ってくる担当さんは、あなたの話を聞いてないサイン。
「とにかくどこかに転職させたい」タイプの可能性があるから、距離を置いていいと思う。
担当さんに動いてもらう使い方のコツ3つ
選び方が分かったら、次は使い方。
同じエージェントでも、使い方次第で得られるものが変わるよ。
① 希望条件は具体的に、正直に伝える
担当さんはエスパーじゃないから、伝えた情報の範囲でしか動けないの。
私は最初の面談でこう伝えたよ。
- 家から近いこと
- 子供を学校へ送り出してから出勤できること
- 月収30万円以上(ひとり親なので、収入は下げられない)
- 夜勤なしで働きたい理由(子供との時間の確保)
条件だけじゃなくて「なぜそうしたいのか」まで話しておくと、担当さんの提案の精度がぐっと上がるんだよね。
ちなみに「転職はしたいけど、どういう方向で探すかまだ決まってない」という人も大丈夫だよ。
最初のヒアリングで話しているうちに整理されていくし、紹介された求人に「ここが良い」「ここが引っかかる」と返していくと、担当さんがその反応をふまえて提案を寄せてくれるの。
むしろ、迷ってる状態から一緒に方向性を固めていけるのが、エージェントを使う価値だと思ってる。
② 譲れない条件と、妥協できる条件を分けておく
全部の希望を満たす求人は、正直なかなかない。
だから「ここだけは譲れない」「ここは相談できる」を自分の中で分けて伝えておくと、担当さんも求人を絞りやすくなるよ。
私の場合、通勤距離・朝の時間・月収30万円以上は譲れない条件、施設の種類は相談できる条件だった。
ひとり親だから、収入のラインだけはどうしても下げられなくてね。
「夜勤なしにすると収入が大幅に下がる」のが一番の心配だったから、そこを最初に正直に伝えたの。
施設の種類にはこだわらなかったから、病棟以外の訪問診療や訪問看護の提案も受けられたよ。
③ 合わないと感じたら、我慢しない
紹介される求人がズレてる、連絡のやり取りがかみ合わない、話を聞いてもらえてない気がする。
そう感じたら、我慢して付き合い続けなくていいよ。
担当さんの変更をお願いすることもできるし、複数登録していれば、合うエージェントに軸足を移すだけでいい。
ここで我慢すると、転職活動そのものが嫌になっちゃうんじゃないかな。
私が3社使って実感したこと
ここからは私の体験ね。
私は3社のエージェントに登録して転職活動をしたの。
そのうち1社は大手だったんだけど、担当さんとの相性が合わなかった。
希望条件は伝えてあるのに、提案される求人が私の希望にマッチしないものが多くて。
夜勤なしを希望してるのに夜勤ありの求人が混ざってたり、通勤圏外の職場が入ってたり。
そのたびに「そうじゃなくて…」と説明するのがだんだん負担になって、そのエージェントでの活動は正直進まなかったんだよね。
でもね、ここで大事なのは、だからエージェントはダメ、じゃないってこと。
別のエージェントの担当さんは、私の意向をくみ取った求人を絞って紹介してくれたの。
実は私、看護師としての経験年数はまだ浅くて、職務経歴書に何を書けばいいか迷ってたんだけど、そこも親身に相談に乗ってもらえた。
質問にはすぐ返事をくれるのに、私のことは焦らせない。
でも私が忙しくて止まってると、「その後いかがですか?」とまめに気にかけてくれる。
働きながらの転職活動って、つい後回しにしちゃうんだよね。
この絶妙な距離感の伴走があったから、止まらずに進めて、結果的に希望条件に合う職場から内定をもらえたの。
同じ「看護師転職エージェント」でも、担当さんによってここまで違う。
もし最初の1社しか登録してなかったら、「エージェントって使えないんだな」と勘違いして、転職活動そのものをやめてたかもしれない。
複数登録しておいて、本当によかったと思ってるよ。
気になったこと
エージェント利用で気になった点もあるから書いておくね。
担当さんとの相性は、運の要素がある。
私の体験の通り、同じ大手でも担当さんによって対応の質は変わるの。
これはどのエージェントを選んでも起こりうることだと思う。
ただ、対策ははっきりしてる。
- 2〜3社に登録して比較対象を持っておく
- 合わなければ担当変更をお願いするか、他社に軸足を移す
「相性の合う担当さんに出会えるまでが転職活動」くらいの気持ちでいると、1人の担当さんに振り回されずに済むよ。
まとめ:エージェント選びで転職活動は変わる
看護師転職でエージェントを使うことについて…
- エージェントは病院側が手数料を払う仕組みだから、看護師は無料で使える
- 働きながらの転職活動なら、サイトよりエージェントが現実的
- 選ぶなら看護師専門の大手
- 2〜3社に登録して、担当さんとの相性で選ぶ
- 希望は具体的に伝えて、合わなければ我慢しない
転職エージェントは、使い方を知っていれば心強い味方になってくれるよ。
私自身、相性の合わない担当さんに当たった時は落ち込んだけど、別の担当さんに出会えたことで、転職活動の景色が変わったから。
じゃあ実際、私がどのエージェントを使って、どんな流れで内定までいったのか。
それは次の記事で全部書いてるので、続けて読んでみてね。

